もっと自分のことを理解してほしい?
もっと自分の気持ちを分かってほしい?
いやいや、80%で充分です。
波長の合う恋愛を壊さないことが大切です。
もっと自分のことを理解してほしい?それ贅沢です!!
お互いのことが80%分かりあえれば、波長の合う恋愛だと言えます。
付き合い始めは遠慮の気持ちがあり、相手に多くは望みません。
少しくらい違和感があっても気にならないし、「あれっ?」と思うような相手の言動も恋心で消えてしまいます。
楽しい時間が流れます。
しかし、ラブラブを感じる期間が過ぎると、お互いの自我がぶつかり合うようになります。
「もっと自分のことを理解してほしい…」「もっと自分の気持ちを分かってほしい…」と思うようになります。
愛するが故に、もっと自分を深く知ってほしいと思うようになります。
その気持ちは自然なことですが、相手のことを100%理解するのは難しいことです。
相手の心の隅々まで知りたいと思っていると、良い縁はいつの間にかに変容してしまいます。
分かって貰えないイライラ、もっと知りたいという焦りが募り、縁を引き裂こうとする小悪魔が心に憑依するようになります。
その小悪魔に対抗するには、自分自信の思いを抑えるしかありません。
自分のことを100%分かってほしいと思っても、どだい無理なことです。第一、自分自身も100%分かっていません。
同じように相手のことを全て知りたいというのも無理な話です。
相手の何を知りたいのでしょうか?
相手の行動を知りたいのでしょうか?
相手の本心を知りたいのでしょうか?
相手を必要以上に知りたいということは、結局は自分の気持ちの押し付けでしかありません。
気持ちを数字で表すのも難しいですが、お互いに80%分かり合えたとしたら、かなり良い縁だと思います。波長の合う恋愛だと言えます。
波長の合う恋愛を数字で表現すると、付き合い始めが60%、そして恋愛を重ねていくうちに70%、80%と高まって行きます。
そして、時間をかけながら、ゆっくりと残りの未知の部分を埋めて行きのが理想ですかね。
どんなに良い縁でも、そして、どんなに波長が合う二人でも、誰かを愛したら、その縁を育てて行くのには時間が必要です。
自分の気持ちを1つずつ伝え、相手の気持ちを1つずつ理解することです。
焦りで早急に求め過ぎれば、良い縁も消えてしまいます。
「愛すること」と「求めること」のバランスを取りながら、二人の愛を深めていくことが心願成就の秘訣だと思います。